母の日イメージ

母の日に、ご馳走するのが定番

高校卒業後、親元を離れて大学に進学したおかげで親のありがたみが身に染みてわかるようになりました。
高校生の頃は時折お弁当を自分で作って学校に行くこともありましたが、毎日作ってくれるのは母でした。
朝早くから家族みんなの食事を用意してお弁当を用意してくれていたのは大変なことだったと親元を離れて初めてわかったことです。
大学卒業後、地元に就職することになったので実家に帰ることになりました。
いつ結婚するかもわからないし、何があるかもわからないので親孝行はできるうちにしておこうと思う様になり、母の日には毎年必ず何かをご馳走するようにしていました。
社会人になりたての頃は、奮発して高級店に行ったのですが、滅多に行かない店に行くことで喜ぶかと思いきや懐を気にするばかりです。
「こんなことにお金をかけないで、将来の為に貯金をしておきなさい。母子家庭で育ったあなたには迷惑をかけたばかりで、いい親ではなかったのだから、自分で稼いだお金は貯金をしてあとは好きなように使いなさい」と言われてしまいました。
喜ぶと思って用意した物をそういう風に言われてしまうと、正直な所落胆しました。
親元を離れて進学させてくれたし、苦労をかけたのはこっちの方だから今からは親孝行をしたいと思っていたので、そのように言われて私の考えを否定されているような感覚になり、正直腹立たしさも感じてしまいました。
そうは言っても母の日は毎年やってきます。
子どもの頃に、旅行をしたことがなかったので翌年からは母と一緒に近場の日帰り旅行に行くようにしました。
この提案には、母も大喜びで思い出を作ることもできて、美味しい物をたくさん食べることができると楽しみにしてくれていました。
高級店で一人前の値段で少し遠くに出かけて、高価ではないけれどその土地の旬の食材を安く美味しく食べることができるので、こちらの方が価値があると私も思う様になりました。
高価な物をご馳走することだけが親孝行ではなく、美しい景色や自然の恵みを感じながら食べることが一番の思い出になるのかもしれません。
今は結婚して海外生活を送っているので、母に会うことは滅多にありませんが、結婚するまでの数年間一緒に過ごした母の日の思い出は私たち親子にとってかけがえのない思い出になっています。
遠く離れた国に住んでいるので滅多に帰国することはできませんが、結婚する際は幸せを望んで喜んでくれたし、大学卒業後、結婚するまでの数年間一緒に過ごしたので母には親孝行をしてくれてありがとうといつも言われています。
育ててくれたことの感謝の気持ちは一生消えることがありませんが、たまに帰国した際にはなるべく一緒にご飯を食べる時間を作ろうと思っています。
美味しい物を食べながら話をしていると、優しい気分になることができますので。

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